こんにちは!
アンティークな色合いのお部屋は好きですか?
今回は素材の風合いを生かしたまま
和風アンティークな色付けができる
柿渋(カキシブ)塗料の紹介をします
どんな塗料?
日本古来の染料で まだ青い渋柿の実を つぶしてから発酵させて作ります
タンニン(植物が 虫から身を守る為に作る渋み)が主成分で
やや赤みがかった 茶色に染める事ができます
木や布など に塗ると 防水・抗菌・防腐・防虫・消臭などの効果が出ます
気になる特徴もある?
ただ難点が一つ…乾いても しばらくの間 ウ💩チのような臭いがします
これは、発酵させて作るので 酪酸 と 酢酸 が含まれている為だそうです
(時間が経てば臭いは無くなります)
この短所を解決した 無臭柿渋もあります
室内家具 や 布染めをする場合は
ちょっと お高いですが💦無臭柿渋をオススメします🎶
僕が愛用している 上柿渋色人は 完全に無臭ではありませんが、
とても 臭いが少ないのと
色が濃いので、少ない回数で仕上がる イチ推し品です!
木材に塗ってみた
木材のをつなぎ合わせた板を集成材(しゅうせいざい)と言います、反りが少なくて 家具作りなどに最適です♪
今回はキッチンテーブルの天板を装飾する板を柿渋で塗って作ってみたいと思います♪
僕はキッチンで レジャーテーブルを 使っているのですが このままでは冷たい印象💦
天板に柿渋を塗った集成材を敷くだけで アンティークカフェのような見た目になりますよ♪
地面・床面の養生(保護)
今回は屋外で塗装します!
床や地面を汚すと おこられちゃいますので
引っ越し業者さんなどが良く使うクッションシートを敷きます
広げるとこんな感じ♪地面や床を保護します 後片付けもラクになるので DIYのイチ推し品です!
この他にも、ブルーシートや新聞紙・ごみ袋を裏返して など 色々工夫できます
あると便利♪こんな道具もあります!
塗装をするときには、素材を床面から浮かせる ピラミッドみたいな道具があります(※使わなくてもOK)
こんな感じに まばらに配置して 素材を乗せると・・・
こんな風に浮かせられます、
メリットは側面の塗装がしやすくなるのと 裏表を同時進行 で出来ます♪
先に失敗例 みなさん ご注意を💦
いきなり塗るのは オススメできません💦染み込ませて着色する塗料ではムラになりやすいです
こんなふうに 境目がハッキリ出てしまって 均一の濃さに塗るのが すごく大変になってしまいます💦
塗装開始!
木の表面全体を 水で濡らしてから 柿渋を塗ると 塗りフチが にじんで グラデーションになるので
塗りムラが少なく キレイに仕上がります♪
うまく塗るポイントは 水で表面を濡らす!
塗料皿に 柿渋を いれます
まずは 50mlくらいを塗装容器に取り出してみました
塗り始めは 5~10%くらいの量の 水で薄めて 色合いを見ながら 塗り始めます
いきなり原液を塗ると 希望の濃さを通り越して 暗くなってしまう場合もあり注意💦
塗り開始!
刷毛やボロ布で塗っていきます、ゴム手袋も忘れずに♪
満遍なく塗っていきます 柿渋は木に染み込んで着色する塗料なので
手早く全体に塗り広げて染み込むのを待ちます 化粧水みたいなイメージですね♪
1度目の塗りが終わり 僕は 色合いをもう少し濃くしたかったので2度目を塗ります・・・
1度目の濃さを参考に 水で濃さを調整した 柿渋を塗っていきます
乾いたので、テーブルに設置! (木目の向き間違えました🌀作り直します💦)
アンティーク天板完成♪
※作り直しました💦
天板なので 汚れ防止と ツヤを出す為 クルミ油を 仕上げに薄く塗ってみました
作業終わりのコーヒーも 自宅に居ながら アンティークカフェ気分になりましたよ♪
ついでに 布袋を染めてみた
帆布(はんぷ)の道具袋を 普段使いにしているのですが
明るく目立ちすぎる色なので、柿渋で染めてみます
ビニール袋に入れて…
余った柿渋を投入、袋の中で 揉んで 塗ります
着色できました♪
乾くとこんな感じ♪ちょっと淡くなりますね!
洋服と合わせ易い 落ち着いた色に染め上がりました♪
まとめ
今回は柿渋を使ってアンティーク風テーブル天板を作りました
このほかにも木材を使った家具の塗装や、布地のリメイクなどにも色々使えますよ♪
人間は レトロな雰囲気だと 無意識の部分が
安定的で安全な場所と認識して 心が落ち着くそうです
(もちろん個人差ありますが) 都会育ちでも 田舎の老舗旅館などに行くと
実家に帰った気分になり リラックスできた というのはこの為みたいです
塗るだけでアンティーク・レトロな雰囲気になる塗料
柿渋が イイなと思った方は ぜひ真似してみて下さいね♪